家族旅行の海外旅行保険としておすすめの家族特約付きクレジットカード3選

海外旅行保険が付帯するクレジットカードには、おすすめのカードが何枚かあります。

逆に言えば、クレジットカードは何百種類も発行されていますが、海外旅行保険としてオススメできるクレジットカードは数えるほどしかありません。

今までクレジットカードの海外旅行保険を使ったことが無くても、クレジットカードの知識が一切無くても大丈夫。

僕自身も今現在バリバリ現役で利用している、海外旅行保険としてバッチリつかえるオススメのクレジットカードを教えます。

海外旅行保険として使えるクレジットカードは、一部しかない!?

実は、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードはたくさんあります。

もしかしたら、あなたのクレジットカードの中にも海外旅行保険が付帯しているカードがあるかもしれません。

海外旅行保険が付帯しているクレジットカード自体はたくさん発行されているのですが、実はその中でも「本当に」使える海外旅行保険付きクレジットカードはごく一部

それらのカードと理由を順番に説明していきます。

海外旅行保険として使えるクレジットカードの3つの条件とは?

海外旅行保険のクレジットカードとして使えるカードの条件は、以下の3つです。

  1. 保険の付帯条件が「自動付帯」であること
  2. 「ケガ」「病気」「盗難・破損」「損害賠償」の保険をカバーしていること
  3. キャッシュレス治療に対応していること

となります。

また、できれば年会費無料のカードだとうれしいですが、必須ではありません。

条件1:なぜ、付帯条件が「自動付帯」なの?

クレジットカードの海外旅行保険には、自動付帯利用付帯の2種類の付帯条件があります。

わかりやすくいうと、

  • 何もしなくても持っているだけで保険がついてくる – 自動付帯
  • カードを使わないと保険が付かない – 利用付帯

となります。

利用付帯と自動付帯の違い

利用付帯のカードは旅行に関係する交通費などをカードで決済しないと保険が適用されないので、忘れてしまうとタイヘンな事になってしまいます。

それに対して自動付帯のカードは持っているだけでOK
旅行前でバタバタしているときに利用付帯のことなんて考えていられないと思いますので、勝手に保険が付いている自動付帯をオススメします。

条件2:なぜ「ケガ」「病気」「盗難・破損」「損害賠償」の保険が重要なの?

海外旅行に行く際には海外旅行保険に入っておくのは必須です。
旅行先で最もコワく、手に負えないトラブルはお金に関するトラブル

たとえば、

  • 言葉が通じず、保険の効かない海外の病院での高額請求
  • 日本と比べて治安の悪い場所で所持品の盗難や強盗
  • スマホやカメラなど、高額な所持品破損や故障
  • 旅行先の店やホテル、他人への意図しない損害賠償責任

などです。

統計上、旅行先で最も多いトラブルは病気やケガに関するトラブルで約52%、次いで盗難や破損などの携行品トラブルが約30%です。

補償項目別事故件数の状況

 

こういった「よくあるトラブル」をちゃんと補償してくれる海外旅行保険が付いている事が、海外旅行保険として使えるクレジットカードの重要な条件の一つになります。

キャッシュレス診療って何?どうして重要なの?

キャッシュレス(現金なし)診療とは、現金の支払いなしで病院の診療を受けられる海外旅行保険のサービスです。

保険会社が病院に直接医療費を支払ってくれるので、現金を用意する必要がありません

キャッシュレス診療の流れ

海外旅行保険が付帯していてもキャッシュレス診療に対応していないカードは、原則として建て替え方式になります。 ですので、場合によっては体調が悪かったりケガをしている状況で

  1. 病院で治療を受けて請求書を受け取り
  2. 現金をホテルに取りに行き
  3. 両替所で現地通貨に交換し
  4. 病院に戻って支払い
  5. 日本に戻って保険請求

と、かなり非現実的な手順を踏む必要が出てきてしまいます。

通常の旅行保険請求の流れ

土地勘が無く言葉が通じない海外で病院にかからなければならないような体がヘロヘロの状況です。

現金を用意するためにホテルに戻ったり両替所に走ったりするのはかなりムチャだと思います。

キャッシュレス診療が使える海外旅行保険が必須だと考えておいてください。

海外旅行保険として使えるオススメのクレジットカードとは?

3つの条件である「自動付帯」「保険の種類」「キャッシュレス診療」を満たしている、「海外旅行保険として使えるオススメのクレジットカード」は以下のカードです。

年会費無料のオススメ海外旅行保険クレジットカード4選

  • エポスカード
  • Booking.comカード
  • 三井住友クラシックA
  • 三井住友VISAアミティエカード

これらのカードはとりあえず無条件で作っておいて良いカード

年会費ゼロで、上の条件を満たす海外旅行保険が付いてくるのが理由です。

  付帯条件 傷害費用 疾病費用 携行品損害費用 損害賠償費用
エポスカード 自動付帯 200万円 270万円 20万円 2,000万円
Booking.comカード 自動付帯 100万円 100万円 20万円 2,500万円
三井住友クラシックA 自動付帯 100万円 100万円 20万円 2,500万円
三井住友VISAアミティエカード 自動付帯 100万円 100万円 20万円 2,500万円
適用される補償金額 500万円 570万円 80万円 9,500万円

仮に、この4枚のカードを持っているとこれらの保険の補償金額は「合算」されるので、最下段の補償金額を持つ海外旅行保険を持っている事になります。

つまり、

  • もっているだけでOK自動付帯
  • 最も多いトラブルをカバーする4つの保険が含まれる
  • 現金の支払いを立て替えてくれるキャッシュレス診療対応
  • しかも年会費無料(※一部条件あり)

となります。

 

一般的な海外旅行ならコレだけで十分な海外旅行保険になりますので、空港やネットで保険会社の海外旅行保険に加入する必要が無くなります

個人的にも使っているカードで、旅行用のパスポートケースのカードホルダーに常に入っています。

旅好きや旅人は無条件で持っておくべき、かなり利便性の高いクレジットカードです。

  エポスカード booking.comカード 三井住友VISAクラシックカードA 三井住友VISAアミティエカード
年会費 無料 無料 無料(リボ+年一回利用)※1 無料(リボ+年一回利用)※1
付帯条件 自動付帯 自動付帯 自動付帯 自動付帯
傷害 200万円 100万円 100万円 100万円
疾病 270万円 100万円 100万円 100万円
携行品 30万円 20万円 20万円 20万円
損害賠償 3,000万円 2,500万円 2,500万円 2,500万円
キャッシュレス あり あり あり あり
家族特約 なし なし なし なし
キャンペーン        
カードブランド VISA VISA VISA VISA

※1三井住友VISAの無料(リボ+年一回利用)というのは、リボ払いの利用設定をすることと、年に一回のカード利用をすることで年会費が無料になる「条件付きの年会費無料」となります。
とはいっても、ネットからリボ設定をして、年に一回コンビニで水をクレジットカード決済するだけなのでOKなのでほぼ年会費無料と同等と考えてOKです。

年会費は有料だけどメリットが高いオススメ海外旅行保険クレジットカード3選

なんでもかんでも無料だけが良いワケじゃないのがクレジットカードの海外旅行保険の難しいところでもあり、面白いところでもあります。

この3枚のカードは年会費が無料ではありませんが、上の4枚のカードを作った後で状況に応じて持っておくと便利なカードです。

 

これらのカードは、旅行をより快適にしてくれるいくつものベネフィットを備えています。

特に、個人的にはセゾンゴールドカードとセディナゴールドカードはお気に入りで、旅行の度にお世話になっているくらい超ヘビーローテーションのカードです。

  • セゾンゴールド・アメックスカード
  • セディナゴールドカード
  • セゾンブルー・アメックスカード

セゾンゴールド・アメックスカード

初年度年会費無料キャンペーン中! セゾンゴールド・アメックス
セゾンゴールド・アメックス
特徴
自動付帯の家族特約付きのクレジットカードとしてベストな1枚。家族の範囲も(配偶者・子供・親)と広く、使い勝手が良い。 コレ1枚持っておくだけで安心して海外旅行に行ける。
年会費付帯条件
10,000円自動付帯
障害治療(家族)疾病治療(家族)
300万円(300万円)300万円(300万円)
携行品(家族)損害賠償(家族)
30万円(300万円)3,000万円(3,000万円)
飛行機遅延/欠航手荷物遅延/紛失
3万円10万円
公式サイトで詳細を確認する
ポイント
  • 乗継遅延/欠航の補償額がトップクラス
  • 手荷物遅延/紛失の補償額がトップクラス
  • 家族特約が家族全員に付帯
  • 手荷物無料宅配
  • コートお預かりサービス
  • ショッピング安心保険
  • 初年度年会費無料

個人的に感じる、セゾンゴールドアメックスの最大のメリットは、

  • 充実し過ぎた家族保険特約
  • 手荷物無料宅配サービス
  • 飛行機遅延・手荷物遅延の保険

家族で海外旅行に行くなら絶対に持っておくべきカード。
コレ一枚で家族3代丸ごと保険をカバーしてくれます。

また、他の海外旅行保険カードにはないメリットとして飛行機が遅延したり手荷物が遅延した時にも保険で補償をしてくれます。

 

手荷物無料宅配サービスは、空港から自宅までスーツケースを無料で宅配してくれるサービス。(通常2,360円)
特に、海外から疲れて帰ってきた後に電車でスーツケース抱えて寝てる人を見てるとちょっとだけ優越感に浸れます。

セディナゴールドカード

 
初年度年会費無料キャンペーン中! セディナゴールドカード
セディナゴールドカード
特徴
海外旅行保険だけでなく、最も良いレート(両替率)で現地通貨に両替ができるカード。
年会費 付帯条件
6,000円自動付帯
障害治療(家族) 疾病治療(家族)
300万円(200万円) 300万円(200万円)
携行品(家族) 損害賠償(家族)
50万円(50万円) 5,000万円(2,000万円)
公式サイトで詳細を確認する
ポイント
  • 海外キャッシングでどこよりも有利なレートで現地通貨を調達可能!
  • セブンイレブン、イオン、ダイエーポイント3倍アリ!
  • 家族特約が家族全員に付帯
  • 初年度年会費無料
※本サイトの表記内容は2019年11月現在の内容になります。
  正しい詳細に関しては株式会社セディナの公式ページをご確認ください

セディナは海外旅行に絶対に手放せないカード。 セディナゴールドの最大のメリットは、

  • 海外キャッシング
  • 家族保険特約

家族保険特約が付くので家族での海外旅行で保険の補償額をアップしてくれるが助かります。

なによりもセディナを使う最大の理由は海外での旅行先での海外キャッシング

 

海外キャッシングとは現地のATMでカードを使って現地通貨を引き出す(キャッシング)する事です。

 

海外旅行に行く際には空港やホテルで現地通貨に両替をするとすると思いますが、手数料をちゃんと計算した事ってあまりないですよね?

実は、恐ろしい金額の手数料を取られているのはあまり知られていないと思います。

セディナの海外キャッシングを使うと、一回の旅行で年会費の元が取れてしまうくらいお得に現地通貨に両替をすることができるようになります。

セゾンブルー・アメックスカード

初年度年会費無料キャンペーン中! セゾンブルー・アメックスカード
セゾンブルーアメックスカード
特徴
年会費に対してベネフィットが大きい。手荷物無料宅配だけで元が取れてしまうコスパの高い海外旅行保険カード
年会費 付帯条件
3,000円 自動付帯
障害治療 疾病治療
300万円 300万円
携行品 損害賠償
30万円 3,000万円
公式サイトで詳細を確認する
ポイント
  • 海外旅行保険の補償額を大幅アップ!
  • 手荷物無料宅配が無料!
  • 初年度年会費無料
  • 25歳以下は年会費無料!

セゾンブルーアメックスカードのメリットは、補償額アップ

  • アメリカやヨーロッパ方面に旅行するので保険の補償額を増やしたい
  • あまりたくさんのクレジットカードを作りたくない

と言った場合にオススメ。

  • 手荷物無料宅配サービス
  • 25歳以下は年会費無料

があるのもポイント。

ぶっちゃけ、海外旅行の帰りに空港から自宅までスーツケースを無料で送ることができる手荷物無料宅配(通常2,360円)を1回使うだけで元が取れます。

また、無料のカードとは違って各保険の補償額が大きいので、あまりたくさんカードを作りたくない人に向いています。

 

1人分の旅行であれば、エポスカード+セゾンブルー・アメックスカードの2枚だけで世界中どこに行くにも最低限安心なレベルの海外旅行保険を確保できます。

運営者情報

テツ夫

テツ夫

クレジットカードやステータス制度を利用して旅行を快適に過ごすための方法を実践。
クレジットカードや陸マイルを利用してANA100万マイルを約2年程度で貯める。
ラクして得するのは好きだが、細かく面倒なことは嫌い。
「ANAダイヤモンド会員、Marriottチタン会員、ヒルトンダイヤモンド会員、IHGスパイアエリート会員」を取得。
自分自身の経験から、得して旅を楽しむための情報とTipsを紹介します!

「家族旅行の海外旅行保険としておすすめの家族特約付きクレジットカード3選」の目次

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