旅先での盗難?携行品の紛失?エポスカードはどこまで補償してくれる?

旅行で多いトラブルの一つが携行品(持ち物)のトラブル

旅先で持ち物を盗まれたり壊れて使えなくなってしまったりという事はよくあるのですが、かなりテンションが下がります。

エポスカードを持っていれば携行品のトラブルを補償してくれるのを知っていますか?

エポスカードの海外保険はケガや病気だけでなく、携行品の補償も付いています。

とはいっても何でもかんでも補償してくれるわけでは無く一定のガイドラインがあり、補償してくれる場合と補償をしてくれない場合とがあります。

旅行前に「補償される条件とされない条件」を知っておくと安心です。

エポスカードが万一の時にどこまで補償してくれるのかを具体的に解説します。

エポスカードの携行品損害補償は20万円

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エポスカード
特徴
年会費無料で旅行保険が自動付帯する海外旅行には必須のクレジットカード。
年会費付帯条件
無料自動付帯
障害治療疾病治療
200万円270万円
携行品損害賠償
20万円2,000万円
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ポイント
  • 年会費が永年無料
  • 傷害/疾病が200万円/270万円
  • 自動付帯だから持っているだけで保険適用

携行品って何?どんな物までなら保険はOK?

携行品といってもあまり普段耳にすることがないのであまりピンと来ないと思います。

携行品とは保険でよく使われる用語で、「身の回りの持ち物」の事を指します。

「普段から持ち歩くモノで、旅行中にも持って行くモノ」

と考えると少しわかりやすくなると思います。

たとえば、バッグや時計、衣類や旅券などは旅行中持ち歩くモノなので携行品に含まれます。

スマホやカメラ、パソコンといった普段から使っているアイテムなども携行品に含まれます。

ただし、一部例外があって、現金や小切手などの有価証券、人から借りているモノやスノボやサーフボードなどのスポーツ用品も対象外となります。

盗難?故障?どんな状況でのトラブルが補償対象になる?

トラブルはあらゆる角度からやってきます。

ホテルでパソコンを盗まれる事もありますし外出先でバッグを盗られることもあります。 ツアーでカメラを壊してしまうかもしれませんし、町でスマホを落として壊すこともあります。

携行品保険といってもなんでもかんでも補償してくれるワケではなく、一定のガイドラインが設けられています。

補償が必要なトラブル自体が起こらないのがイチバンなのですが、ここで理解しておきたいのは「保険が適用されない状況」

細かい規定があるので必ずしも当てはまるわけではないのですが、ザックリと把握しておく必要はあります。

携行品保険が適用される状況

まず、携行品保険が適用される状況はおおきく2つ。

  • 盗難
  • 故障

携行品が盗まれてしまった場合や、偶然の事故や出来事によって壊れてしまった場合には携行品保険が適用されます。

具体的には、

  • ひったくりで鞄を盗られた
  • スリで財布を盗まれた
  • デジカメを落として壊した
  • ホテルの部屋でパソコンを盗まれた
  • 人とぶつかってスマホを落として画面が割れた

といった場合には携行品保険の対象となります。

携行品保険が適用されない状況

反対に、携行品保険が適用されない状況もいくつかあります。

  • 故意
  • 過度の過失
  • 紛失
  • キズ

ザックリいってしまえば、自分自身に問題があったり、携行品が壊れたとは判断できない状態の場合には補償を受けることができません。

具体的には、

  • カバンを置いたままトイレに行って、戻ってきたら無くなっていた
  • 旦那と喧嘩してデジカメを思いっきり投げつけたらレンズが真っ二つに割れた
  • ベロベロに酔っ払って、ホテルで朝起きたら財布が無かった
  • 知らない間にスマホにキズが付いていた

といった場合には携行品保険の補償を受けることはできません。

全額補償されるの?携行品保険の補償上限額はいくらまで?

エポスカードの携行品保険は20万円免責3,000円)。

つまり、旅行中に持ち物が盗まれてしまったり壊れてしまった場合には、20万円までが保険で返ってきます。

携行品が補償される状況としてはおおきく分けて2つで、

  • 盗難
  • 故障、破損

となります。

それぞれの場合の補償の流れを見ていきましょう。

免責3,000円?免責って何?

免責3,000円とは手数料のようなモノだと考えてください。

携行品保険を利用する場合には補償金額に関わらず3,000円の支払いが必要になります。

携行品が盗難された場合は全額補償

盗難の場合は持ち物が無くなってしまいます。 ですので、同じ製品を購入するための現金が振り込まれます。

帰国後に保険金請求の手続きをして1-2週間で保険金が振り込まれます。

盗難から携行品保険金受け取りまでの流れ

  1. エポスカード海外旅行保険事故受付センターに連絡
  2. 現地の警察での事故証明書(ポリスレポート)を取得
  3. 帰国後、必要書類を提出
  4. 保険金を指定口座に振り込み

重要なポイントとしては、盗難に遭ったときにすぐ現地の警察で事故証明(ポリスレポート)を取得すること。

現地警察での事故証明が盗難事故の証明になります。

保険請求に必要なので、事故証明をもらえますか?

I would like to have a theft report please. I need it for my insurance claim.(アイドゥ、ライク、トゥ、ハヴァ、セフトリポート、プリーズ。アイ、ニード、イット、フォー、マイ、インシューランスクレイム)

エポスカード海外旅行保険事故受付センターが最寄りの警察署と具体的な手順についてはサポートをしてくれます。

ですので、盗難に遭った際にはまずは事故受付センターに電話をかけて状況を説明しましょう。

携行品が故障、破損した場合は減価償却して補償

携行品が故障、破損した場合は保険金で新品に交換してくれるわけではありません。

購入時から現在までの使用期間の価値を差し引いた「減価償却」という方法を使って金額を割り出します。

ザックリいってしまえば、壊れてしまった携行品は中古品なので、「現在の価格の分だけの金額を支払いますよ」ということにります。

また、故障の場合には修理金額を保険金として補償してくれます。

具体的には修理金額の見積もりを提出すると、修理代金を保険金として受け取れる流れになります。

たとえば、iPhoneのガラスが割れてしまった場合、交換修理代金は19,800円です。

ですので、Appleからの19,800円の見積書を提出することで、免責の3,000円を差し引いた16,800円の修理代金が支払われることになります。

故障・破損から携行品保険金受け取りまでの流れ

  1. 事故が起きた状況と破損箇所を写真で撮る
  2. 帰国後、必要書類を提出
  3. 保険金を指定口座に振り込み

故障や破損があった場合、その時の状況や破損箇所を写真で残しておくことをオススメします。

また、保険金請求は事故発生日から30日以内に連絡をする必要があります。

でないと、保険金を受け取ることができなくなってしまいます。

エポスカード海外旅行保険事故受付センターへの連絡は帰国後で問題ありませんが、事故発生日から30日以内に必ず連絡をするようにしましょう。

他のクレジットカードに携行品保険は付帯してないの?

もしかしたら、あなたが持っているクレジットカードの中にも、海外保険の携行品保険が付帯しているクレジットカードがあるかもしれません。

その場合には「補償金額」「付帯条件」を見てみることをオススメします。

補償金額は1回の旅行であったり1年であったりと条件が様々なので注意が必要です。

付帯条件には「利用付帯」「自動付帯」の2つがあります。

エポスカードは何もしなくても持っているだけで保険が適用される「自動付帯」。

クレジットカードの海外保険の中には、「利用付帯」といって旅行代金をクレジットカードで支払わないと保険が適用されない種類の付帯条件があるので注意が必要です。

ここでは一般的によくあるカードとエポスカードを比較してみます。

付帯条件 携行品補償 年会費 携行品保険に関する条件
エポスカード 自動付帯 20万円 無料 免責:3,000円、1旅行中の限度額(→海外旅行傷害保険
楽天カード 利用付帯 20万円 無料 免責:3,000円、1製品10万円までの補償上限(→海外旅行傷害保険)
YJカード 無料
Dカード 無料
Orico Card THE POINT 無料
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD 自動付帯 20万円 1,950円 免責:3,000円、1製品10万円までの補償上限(→海外旅行傷害保険
井住友VISAクラシックカード 利用付帯 15万円 条件付き無料※1(1,250円) 免責:3,000円、1旅行中かつ1年間の限度額
※1マイペイスリボ利用+カード利用で年会費無料(→海外旅行傷害保険)
アメリカンエクスプレス(グリーン) 利用付帯 30万円 12,000円 免責:3,000円、1旅行中、1製品10万円までの補償上限( →海外旅行傷害保険)
アメリカンエクスプレス(ゴールド) 利用付帯 30万円 12,000円 免責:3,000円、1旅行中、1製品10万円までの補償上限(→海外旅行傷害保険)

購入価格が10万円以上のモノはできる限り持って行かない

ほとんどのカードが年会費や条件に関わらず、1製品の補償上限を10万円としています。

カンタンにいってしまえば、10万円以上の持ち物が盗まれたり、修理費が10万円以上かかってしまう破損の場合は10万円までしか補償をしてくれないということです。

仮に16万円のMacBookが盗難に遭ってしまった場合、申請書や写真、ポリスレポートなどをちゃんと揃えたとしても10万円しか返ってこず、6万円は自己負担になってしまいます。

これは、上限15万円の携行品保険でも上限30万円の携行品保険でも同じ条件です。

携行品の保険としては結局のところ、10万円までしか補償がされないのであれば、

  1. 無料
  2. 自動付帯

のカードを1枚持っておけば良いという事になります。

疾病傷害は上乗せしておきましょう

海外旅行保険のいくつかの項目のうち、疾病保険と傷害保険については複数のカードの保険を重ね掛けすることができます。

仮に、

  • エポスカード
  • ANA VISA ワイドゴールド

の2枚のカードを持っているとすると、海外保険は以下のように適用されます。

エポスカード ANA VISA ゴールド 適用される保険金額
治療保険 200万円 150万円 350万円
疾病保険 200万円 150万円 350万円
死亡保険 1,000万円 5,000万円 5,000万円(金額の高い方)
携行品 20万円 50万円 70万円

治療・疾病に関しては重ね掛けされるので保険金額が「合算」されます。 つまり、2枚のカードを持っていれば治療費の合計が350万円までは保険金でカバーできます。

仮に、治療費が300万円だった場合、エポスカードとANAVISAカードがそれぞれ 4(57%):3(43%)の比率で保険金の支払いを行います。

ですので、 エポスカード(三井住友海上)が171.5万円の負担額、 ANA VISA(三井住友海上)が128.5万円の負担額となります。

万一のために傷害・疾病を重ね掛けしておきましょう!

もし、自動付帯の携行品保険が付帯したクレジットカードを持っていないのであれば、

  • 付帯条件 – 自動付帯
  • 携行品保険 – 20万円
  • 年会費 – 無料

のエポスカードは無条件で作っておきましょう。

公式サイトで詳細を確認する

また、

  • 傷害・疾病の合計金額が500万円に満たない(※一般的に確保したい保険金額)
  • 渡航先がアジア以外(医療費が比較的高額)
  • 自動付帯の海外保険が付帯しているカードがよく分からない
  • 年に1回以上は海外に行く

という場合には、とりあえず年会費無料のエポスを作っておくことをオススメします。

年会費もかからず自動付帯。さらに傷害・疾病の金額をグンと増やしておけるので旅行に対する安心感もグッとUPできます。

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運営者情報

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