海外旅行は、航空券とホテルが決まった瞬間に旅がスタートします。
滞在日程に合わせて持って行くモノを考えながらワクワクするのが楽しみの一つ。
楽しみと一緒に考えないといけないのが「旅行中のトラブル」。
その中でも最も多いトラブルの2つが、
- ケガや病気
- 盗難や資金不足
トラブル無く過ごせるのが一番良いのですが、何かあると楽しい思い出が一生忘れられないトラウマになってしまうのが海外旅行。
2枚のクレジットカードでトラブル無く快適に海外旅行を楽しめるようにする方法について話します。
トラブルから守ってくれる2枚のカード
2枚のカードとは
- 旅行傷害保険が付帯しているカード
- 海外のATMから現金を引き出せるカード
の2枚です。
具体的には、ケガや病気の時に海外病院の高額な治療費をガッチリカバーしてくれる保険が付いている「エポスカード」。
もう一枚は世界中のATMで現金が引き出せる「セディナカード」。
頻繁に海外に出かける旅行上級者であれば、どちらも間違いなく持っているカードです。
旅行傷害保険が付帯しているカードも海外キャッシングができるカードもたくさんありますが、その中からこれらのカードが選ばれるのには特別な理由があります。
この2枚のカードを持つ理由を理解する事が海外旅行を快適に過ごす重要なポイントになってくるので順番に説明をしていきます。
海外旅行に潜む2つのトラブル
まず、旅行中に圧倒的に多いトラブルのトップ2は、
- ケガ・病気
- お金
になります。
ケガや病気は旅行がダメになるだけではない
旅行中にケガや病気になってしまうと予定が狂い、同行者に迷惑をかけるだけでは済みません。
病院にかかることになれば健康保険の効かない治療費を払うことになります。
健康保険が効かないので、日本であれば国が補助してくれる7割分を海外の病院では実費で支払うことになります。 少なく見積もっても日本の3倍程度は覚悟する必要があります。
下痢や食中毒、ちょっとしたアレルギー程度ならまだ良いかもしれませんが、ツアー中にケガをしたり、事故に巻き込まれるような事になると恐ろしい請求書を目にする事になります。
なぜなら、医療費の高額な欧米圏では請求が2-3千万円を超えることもあるからです。
現金を失う=パニック
また、海外ではお金に関するトラブルも付きものです。
盗難、紛失、スリ、詐欺、強盗など。 日本の感覚で「絶対に大丈夫なように」気をつけていても巻き込まれてしまうのが海外でのお金のトラブル。
日本であれば万一何かあったとしても、ATMもコンビニもあります。最悪、親や友人に電話して借りることもできるでしょう。
しかし海外は違います。
財布を落としたり盗られたりと、何かの原因で現金が無くなってしまったとしたら絶体絶命。 銀行のキャッシュカードも使えませんし、お金を貸してくれる知り合いもいません。
※僕自身は10代から海外に住んでいるので普通よりは危険な場所や雰囲気を肌で察知できる方ですが、2回くらい実銃を突きつけられた恐い経験をしています。
トラブルを防ぐ2つの準備
病気やケガも、お金に関するトラブルもどれだけ気をつけていても100%避けることはできません。
どちらも日本にいてもおこりうること。ましてや文化も習慣も違う海外です、日本にいるよりよりもトラブルに巻き込まれる確率は跳ね上がるのは当然です。
唯一私たちにできることは、あらかじめ対策をしておくこと。
万一何かが起こってしまったときにパニックになってあたふたしなくても良いように、旅行前に準備をしておくことが必要です。
具体的な対策は2つ。
- 海外旅行傷害保険 – ケガや病気で病院にかかることになっても大丈夫なように旅行用の保険に入っておく
- 海外キャッシング – 万一、現金が無くなってしまったときのために海外で現金を調達できる手段を用意しておく
1. 海外旅行傷害保険
海外旅行傷害保険と聞くと、空港でよく見る旅行保険を想像するかもしれません。
たとえばアジア圏に4-5日旅行に行くとすると、空港の旅行保険は4-5,000円の費用になります。
海外旅行の際には傷害保険は絶対に必要とはいえ、できるだけ出費は抑えたいところ。
そこで、一部のクレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険を利用します。
クレカの海外旅行傷害保険は罠がいっぱい
もしかしたら、あなたが持っているカードにも海外旅行傷害保険が付帯しているかもしれませんが安心はしないでください。
もしかしたら、ケガをしても治療費をカバーしてくれないタイプの海外旅行傷害保険かもしれません。
ザックリといってしまうと、クレジットカードに付帯する傷害保険には大きく分けて「利用付帯」と「自動付帯」の2種類があります。
わかりやすく言えば、旅行代をカードで支払うと保険が効くのが「利用付帯」、持ってるだけで保険が効くのが「自動付帯」。
もちろん、便利なのは「自動付帯」の方です。
また、補償の項目もたくさんあります。
傷害死亡、後遺症、傷害疾病治療、賠償責任、携行品などなど。
ここで本当に欲しいのはケガや病気の治療費をカバーしてくれる「疾病傷害」の項目。
旅行中に一番起こる確率が高いのは、「病気」か「ケガ」だからで、それをカバーしてくれるのが「疾病治療」の補償にあたるからです。
たとえ死亡保障が3,000万円付いていたとしても、疾病治療がゼロなら意味がありません。一番起こりやすいケガや病気の時に助けてくれなければ何の意味も無いからです。
そして、利用付帯でも自動付帯でもいずれかの補償項目の一つでも金額が付いていれば「海外旅行保険付きのクレジットカード」となっているので注意が必要です。
つまり、
- 自動付帯で
- 疾病傷害がある
旅行傷害保険が付帯したクレジットカードが必要になります。
その中でも、ベストな条件のカードが「エポスカード」になります。
十分な額の補償額が付いていて、しかも自動付帯なので旅行に持って行くだけでOK。高額な空港の旅行保険に入る必要がなくなります。
エポスカード
海外旅行に必携の「お守り」カード。
- 年会費永年完全無料
- 自動付帯の海外旅行傷害保険(疾病傷害)
- 即日発行も可能(※条件付き)
- キャンペーンで最高8,000円分のポイント
- ApplePay対応(QUICKPay)
年会費 | 傷害治療費用 | 疾病治療費用 | キャッシュレス診療 | カードブランド |
---|---|---|---|---|
無料 | 270万 | 200万 | OK | VISA |
公式サイトで詳細を確認する 詳しい情報を見る |
- 新規入会 – 2,000 ポイント
- 利用額 – 10万/3万/1万 – 3,000/1,000/500ポイント
- ネット通販利用 – 1,000ポイント
- 携帯電話支払い – 1,000ポイント
- プリペイドチャージ – 500ポイント
- キャッシング枠利用設定 – 250ポイント
- エポスアプリ利用 – 250ポイント
- 合計 – 8,000ポイント
海外キャッシング
海外で財布を落としたりお金を盗られたりといったトラブルで持って行った現金が全て無くなってしまうといったトラブルは少なくありません。
仮に、現金を全て失ってもクレジットカードさえあれば買い物はできそうな気もしますが、結局はホテルやレストラン、お土産屋さんといった一部の場所でしか場所でしかカードが使えないことが多いです。
コンビニで水を買ったりタクシーに乗ったりチップを渡したりと、結局現金は必要になります。
万一、海外で現金が必要になったときに最も頼れるのが「海外キャッシング」です。
海外キャッシングは、現地のATMからクレジットカードを使って現金を引き出すことができます。
厳密にはクレジットカードの「クレジット枠」ではなく「キャッシング枠」でカードを使うことになりますので実はものすごく高い金利がかかります。
多くのクレジットカードにはキャッシング枠が付いてるので、クレジットカードさえ持っていれば万一の時になんとかなりそうな感じがします。
なのですが、たとえキャッシング枠が付いていたとしても全てのクレジットカードが海外でキャッシングができるわけでないので注意が必要です。
また、仮に使えたとしても異常に高い金利を取られてしまうため、できれば使いたくありません。
そこで、海外旅行の常連さん達が好んで使っている
- 世界中のどこでも現金が引き出せて
- 金利がほとんどかからず
- 空港の両替よりも遙かに良いレートで換金できる
魔法のようなカードを教えます。
キャッシングは恐くない
「リボ払い」や「キャッシング」に関しては悪い噂が後を絶ちません。
よく耳にするのは、「毎月ちゃんと返済しても元金が減らない」「信用情報にキズが付く」などです。
クレジットカードのキャッシングは金利が非常に高額で、15%-18%にもなります。
ですので、予備知識なしで海外キャッシングを使ってしまうと、ビックリするような請求書が届くこともあります。
金融の細かい話は難しくなるので結論だけ先に言ってしまうと、 「海外キャッシングを利用して数日で返済すると金利がほとんどかからない」 ようになります。
最初にこの話を聞いたとは、「何を言っているのか全く分からない」と思ったのですが、実際に使ってみたら簡単に理解することができました。
ザックリと説明をすると、 クレジットカード会社が提示している、いわゆる「金利」というのは1年間お金を借りたときに支払う金利の割合になります。
なのですが、海外キャッシングを利用する際には「日割り」といって、返済までの日数に対しての金利を払えばよいしくみになっています。
具体的な数字を使って説明します。
たとえばキャッシングの金利が18%だとすると、
1万円借りれば1年で1万1,800円返してね。
10万円借りたら1年で11万8,000円返してね。
ということになります。
では、1日だけ借りた場合には?
18%を365日(1年)で割ります。
すると、一日あたりの金利は0.049%になります。
1万円なら4.9円が金利に。
10万円なら49円が金利になります。
安いですよね。
仮に、海外で10万円キャッシングをして引き落としをされるとすると、通常支払いまでが20日くらいなので、
10万円×18%÷365日×20日= 986.3円(0.99%)
が金利となります。
つまり、1ヶ月程度でちゃんと返済するのであれば海外でキャッシングする程度の金額であればさほど問題にはならないということになります。
とはいえ、それでもやっぱり気になるのはムダな金利。 できれば払いたくないのが本音です。
そこで登場するのがセディナカードです。
セディナカードのポイントは、「Pay-easy」(ペイジー)というサービスを使って、365日24時間、いつでも返済が可能なこと。 具体的にはセディナの管理画面から自分の銀行口座に接続して振り込みを行うことで支払いが即時完了するしくみです。
海外で利用したキャッシングの請求は(2-4日程度)で確定するので、2-3日後には海外からでもスマホでカンタンに返済をすることができます。
仮に海外で10万円をキャッシングすると、 10万円×18%÷365×4=197円(0.2%) が金利になります。
通常であれば、クレジットカードの引き落とし日が決められているのでキャッシングを利用すれば15-30日程度の金利が必ずかかります。
一方、セディナカードでの「Pay-easy」(ペイジー)であれば、3-4日後には返済することができるので、海外キャッシングにかかる金利は10万円借りても200円以下。
トラブルで現金が必要になったときはもちろん、旅行好きが好んでセディナカードを使っているのは旅行先で現金を調達するコストが異常に安いからです。
セディナカードと現地の両替屋さんはどっちがお得?
通常、海外に行く時には旅行先の通貨が必要になるので、空港か旅行先で「両替」をします。
日本円を渡すと、その時のレートで計算をした現地通貨に両替をしてくれます。
ただ、注意が必要なのは両替のレート。
両替屋さんが両替に使うレートは「その時のレート」ではなく、「両替屋さんが決めたレート」。
正確には両替屋さんの手数料が加算された両替レートとなっています。
両替屋さんは両替手数料をあらかじめ為替レートに加算してしまっているので、かなり条件の悪いレートになっているのが普通です。
たとえば、その時のレートが1ドルが100円のレートだとします。 すると、両替屋さんのレートは97円くらいになっています。
ふつうなら1万円で100ドルを受け取れるレートの時に97ドルしかもらうことができないということになります。
つまり、3%が両替屋さんの手数料になっています。
為替レートだけ見ると1円2円の違いなのであまり気にせずに両替をしてしまうのですが、10万円を両替すれば手数料は3,000円にもなってしまいます。。
セディナカード vs 空港エクスチェンジ、両替が得なのはどっち?
- 空港や現地での両替
- セディナカードでの海外キャッシング
どちらも現地の通貨を手入れるための両替です。 手数料だけを比較すると、
空港で両替をすれば両替手数料(3-10%) 海外キャッシングなら数日分の金利(0.2%)
となるので、圧倒的に海外キャッシングの方が安くなります。
両替手数料 | 銀行手数料 | 金利 | |
---|---|---|---|
セディナカード | 0(ほぼ) | 0 | 0.2%(4日) |
両替屋 | 3-10% | 0 | 0 |
その他、海外キャッシングで気になる事としては、
- 海外キャッシングのレートが、両替屋さんのように手数料が含まれているのではないか
- 海外のATMを利用するのに手数料がかかるのではないか
という疑問が残ります。
結論だけいうと、 レートはほぼ「その時のレート」になります。(→ 海外キャッシングのレート計算方法)
ATM手数料や銀行手数料などはセディナカードに関してはかかりません。(※クレジットカードによっては銀行手数料やATM利用手数料がかかることがあります)
ですので、セディナカードが圧倒的にお得になります。
あまりにも便利で安く、万一の時にも海外で現金を調達できるセディナカード。
海外旅行に行く際には必携のクレジットカードです。
セディナカード
最強の両替カード。万一の時にも現地で現金を調達できる最後の砦。
- 繰り上げ返済「Pay-easy」(ペイジー)利用可能
- 海外のATM利用手数料無料 (→ 利用可能な世界のATM)
- カード会社での為替手数料がかからない
- 為替換算レートが圧倒的に良い(→ [Mastercard® Currency Conversion Calculator])
- ApplePay対応(QUICKPay)
両替手数料 | 銀行手数料 | 金利 | |
---|---|---|---|
セディナカード | 0(ほぼ) | 0 | 0.2%(4日) |
両替屋 | 3%-10% | 0 | 0 |