海外旅行が終わると外国のコインや紙幣がどっさり。
いくらあるかもよく分からないような状態になってしまいます。
海外旅行で使った外貨を日本円に戻すにはどうするのが一番良いのでしょうか?
旅行で余った海外のお金を日本円に戻すには、紙幣であれば銀行や両替所で換金。コインはヤフオクで販売するかポケットチェンジで電子マネーに交換ができます。
日本で海外のお金を両替する場合は紙幣しか対応していないのでコインは両替することができません。
そのため、コインは現地で使い切るようにするのがポイントです。
とはいえ、海外でコインを使うのは難しいですし、外貨を円に戻すために良いレートの場所も知っておく必要があります。
そこで、この記事では日本円に戻しやすいように外貨を使うコツ、そしてそれでも余ってしまった外貨を日本円に交換する方法について解説します。
外貨はどこで日本円に両替できるの?
まず、両替ができるのは両替所の場所に限らず、原則として紙幣のみです。
コインについては順番に話していきます。
余ってしまった紙幣を両替できる場所は、
- 空港
- 銀行
- 金券ショップ
となります。
現地の両替所や空港の方がレートが良いため、帰国前に両替をする方が好レートで両替ができます。
既に帰国済みの場合には、空港まで出向くのは大変なので銀行、または金券ショップで両替をします。
銀行よりも大黒屋などの金券ショップの方がレートが良いので、銀行よりも金券ショップがオススメです。
マイナー通貨は10%程度の手数料
外貨を日本円に両替する手数料は、マイナー通貨であれば10%ほどかかります。
マイナー通貨は韓国ウォン、台湾ドル、シンガポールドル、香港ドル、タイバーツといったアジアの通貨も含みます。
日本ではマイナー通貨の両替手数料がとても高いので、
- 帰国前に現地で日本円に戻す
- 次回行くときのために取っておく
のがベスト。
とはいえ、当分行かない国なら持っておいてもあまり意味がありません。
運良く円高に為替相場が動いてレートが多少マシになることはありますが、短期で10%も相場が動くことはまずありません。
ですので、どうしても日本円が必要な場合は手数料は諦めて、割り切って両替してしまうのが良いと思います。
コインを両替するにはポケットチェンジ
ポケットチェンジとは、外貨を電子マネーに交換してくれる自動両替機。
空港や都市部に設置されていて、外貨のコインを手軽に両替できる方法です。
とはいえ、硬貨を両替できるのは「ドル・ユーロ・ウォン・元」に限られています。
香港ドル、タイバーツ、台湾ドル、シンガポールドル、ベトナムドンも対応していますが、紙幣のみ両替が可能です。
レートはあまり良くないので、硬貨のみを両替することをオススメします。
いずれにしても硬貨は余ってしまう
両替所では原則として硬貨を日本円に両替することはできません。
また、たとえ海外の両替所で日本円に戻せたとしても、端数は現地の硬貨でお釣りがでてしまいます。
たとえば、1バーツ3.47円の時に3,000バーツを日本円に両替をすると、日本円で10,421.83円になります。
両替所では紙幣しか扱っていないので、
- 日本円で1万円
- タイバーツで121バーツ(421円分)のお釣り
を受け取ることになります。
いずれにしても硬貨は余ってしまうことになるので、旅行中にできる限り使い切るようにするのがスマートです。
また行く予定があるならムリに両替しない
もし、同じ国にまた行く予定があれば、現地通貨をそのまま持っておくのが最も損がありません。
というのも、特に日本での両替は「円→外貨」「外貨→円」いずれも異常に手数料が高いのが理由です。
ドルやユーロであれば3%程度で両替できますが、マイナー通貨の場合は手数料だけで10-20%になってしまうことさえあります。
ですので、損失を最小限に抑えるためには、できる限り両替しないようにするのが最も有効な方法となります。
ドルやユーロは両替する必要無し
ドルやユーロなどのメジャー通貨であれば、そのまま取っておけばOKです。
ドルやユーロは汎用性が高いので、どこの国に旅行に行っても両替所で使う事ができるからです。
わざわざ手数料を払って日本円に戻す必要はありません。
次の海外旅行では、現地の空港や両替所でドルやユーロをそのまま現地通貨に両替すれば無駄な手数料を払うことがありません。
コインを残さないのがポイント
海外旅行に行くと、どうしても小銭が余ってしまいます。
旅行中にできる限り減らすために気を付けている3つのポイントをまとめました。
- 店で出す
- チップとして使う
- クレジットカードと一緒に使う
店で出す
会計の時にレジで、ポケットに入っているコインを手にとってジャラっと出してみましょう。
笑顔で小銭を出せば、店員さんが勝手に小銭を選んで取っていってくれます。笑
コミュニケーションも取れるので、オススメの方法です。
チップとして使う
チップ文化のある国、ない国に関わらずチップとして利用するのはオススメです。
- タクシーではお釣りを受け取らない(キープ・ザ・チェーンジ)「お釣り取っといて!」
- レストランや食堂ではお釣りをチップとして置いていく(少なすぎるなら少し足す)
- ホテルの枕銭として置いておく(その日使わなかった小銭を加えて置く)
といった感じです。
クレカと併用して使い切る
クレジットカードが使える店では、「現金+残りの金額をクレジットカード」という支払いをすることができます。
ですので、手持ちの現金に加えて残金をクレジットカードで支払います。
まず、現金を出して、
and the rest by credit card please.(アンド ザ レスト バイ クレジットカード プリーズ)
で、OKです。
コインはオークションでも売れる?
コインはオークションで売る事もできます。
どうしても日本円に替えたい場合にはオークションを利用するのも一つの方法です。
ただし、
- 昔ほど入札は多くない
- メルカリでは現行の通貨は規約違反
- 為替レートよりも5-10%安く落札される
- さらにシステム利用手数料が10%程度かかる
といったデメリットがあります。
海外旅行の両替で得する方法、知ってます?
そもそも、外貨が余ってしまうのは「外貨に両替し過ぎ」が原因。
とはいっても、旅行先で現金が無くて焦ったりヒヤヒヤするのはイヤですよね。
そこで、必要な分だけを必要な時に両替できる方法が、海外のATMから現地通貨を引き出すことができるのが「海外キャッシング」です。
- 空港や街の両替所に比べて大幅に有利な両替レート
- 必要な時に必要な金額だけを調達できるので便利
- 大金を持ち歩かなくて良いので安全(※現地の人にとっては超大金)
キャッシングは怖いとか、海外のATM手数料、金利などが心配になるかもしれませんが、全く心配ありません。
僕自身も年に何回も海外に行きますが、ほとんど日本円を持って出ることはなく、100%海外のATMで海外キャッシングを利用しています。
正しいカードと正しい手順でやれば驚くほど得
海外キャッシングは、正しいカードと正しい手順でやればほとんど手数料がかかりません。
高い手数料や金利を払っている場合は、海外キャッシングのやり方が間違っています。
99%のクレカは海外キャッシングしてはいけない
多くのクレジットカードで海外キャッシングを使う事ができますが、99%以上のカードは、
- 手数料
- 金利
がかかってしまうので、海外キャッシングを使う意味がありません。
非常時の現金調達と考えるのがベターです。
海外キャッシングに使えるクレジットカード
海外キャッシングに使えるおすすめのカードは、
セディナカード。
セディナカード | |
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特徴 | |
海外旅行にとりあえず持っておくべき、海外キャッシングで両替ができる年会費無料のカード! | |
年会費 | 海外旅行保険 |
無料 | なし |
公式サイトで詳細を確認する | |
ポイント | |
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※本サイトの表記内容は2020年1月現在の内容になります。 正しい詳細に関しては株式会社セディナの公式ページをご確認ください |
セディナカードは、
- ATM利用手数料ゼロ
- 金利をほぼゼロにできる
つまり、どの両替所でも不可能な良レートでそのまま現地通貨を手に入れられます。
海外旅行には絶対に持っておくべきクレジットカードの1枚です。