結論から言ってしまうと、タイ旅行に海外旅行保険は必要です。
特に、友人と旅行に行く場合などは旅行保険に入っておくことを強くオススメします。
食べ物や水も違う海外では体調を崩しやすく、生活環境が違う海外ではケガをしやすくなります。
また日本人観光客(特に女性だけのグループ)はターゲットにされやすいということもあり、治安面でも気を付ける必要があります。
旅先でのトラブルはあなたがケガや病気になって旅行が楽しめなくなったり、金銭的なトラブルでヘコむだけでなく、同行者の旅行まで台無しにしてしまう可能性があります。
旅先でのトラブル自体を避けることはできませんが、万一の時の対策をしておくことはできます。
万一、トラブルがあったとしても旅行保険さえあれば同行者に迷惑をかけることもなくなるので安心です。
海外旅行中の「119」と「110」!?
旅行保険はトラブル時の「119」や「110」と同じようなもの。
「緊急連絡窓口」といって、非常時の「119」や「110」と同じように使える電話番号が各国に用意されています。
電話では日本語のオペレーターが日本語で対応をしてくれるので安心です。
ケガや病気であれば
- 日本語が通じる医師
- キャシュレス診療やクレジットカード支払いが可能な最寄りの病院
- 救急車の手配
などをスムースに行ってくれます。
また、盗難やトラブルの際にも、
- 保険金請求に必要な手順
- 現地で取得しておくべき書類
- 最寄りの警察署への案内
などの手配も行ってくれます。
いくら英語が堪能だとしても、トラブル時に日本語で対応できるのは安心感があります。
タイの治安は安全?
東南アジアであるタイは、日本に近い台湾や韓国と違って文化がガラッと変わります。
文化が変わると生活習慣も変わるので、ケガや病気になるリスクが高くなります。
また、比較的安全とはいえ日本に比べれば治安が悪いので盗難に遭うリスクも高くなります。
特に、いくら安全とはいっても女性だけで出かける場合には狙われやすくなる確率はグンと上がるので十分な注意と対策が必要です。
高額な海外旅行傷害保険に入る必要は無い
海外旅行保険といっても、高額は保険に加入する必要は無く、クレジットカードに付帯している旅行保険でOKです。
順番に話をしていきますが、結論だけ言ってしまえばクレジットカードに付帯している旅行保険を使うことができます。
とはいえ、
- どんな内容の保険なのか
- どんな時にいくら補償してくれるのか
といった事もザックリとで良いので知っておくと安心して旅行を楽しめると思います。
旅行保険が無いと実費負担になるだけでなく、同行者に迷惑がかかることも!
海外旅行でイチバン怖いのは病気やケガに対する治療費。
あなたも噂程度は聞いたことがあるとは思いますが、海外の治療費はものすごく高額です。
なぜかというと、海外の病院では健康保険が適用されないから。
普段、私たちは日本で健康保険が適用されているので医療費は3割負担になります。 なのですが、海外では健康保険が適用されないので無条件で10割を負担することになります。
それだけでも3.3倍以上の医療費がかかることになってしまいます。
タイは医療が進んでいる国ですが物価に対しての医療費は高いです。
腹痛で病院に行ったり、ちょっとした下痢で病院に行って数万円の請求になることも珍しくはありません。
万一、入院や手術を伴う手術になってしまった場合には数百万円の請求になることもあります。
ですので、タイ旅行では
- 傷害治療保険 – ケガの治療費に対する保険
- 疾病治療保険 – 病気の治療費に対する保険
に対してそれぞれ最低300万円程度の補償金額が一般的には必要とされています。
実際にそこまでの治療費を使う事はほとんどありませんが、保険の補償金額を上回ってしまった分に関しては実費負担となります。
ですので、安全ラインとして傷害/疾病治療の補償を最低でも300万円程度は持っておくことをオススメします。
ちょっとした病気やケガでも大丈夫!
また、ちょっと体調が悪いときや調子が悪いときでも、電話一本で病院に行けるのは安心です。
バンコク市内であれば日本語が通じる医師も多く滞在していますし、体調不良で診察と薬をもらう程度なら保険の補償範囲内で収まります。
体調が優れない時にムリをして悪化させてしまえば同行者さんにも迷惑をかけてしまいます。
海外の旅行中はちょっとした緊張感と、食べ物や水などの影響もあるのでムリをするとスグに体調が悪化してしまいます。
ツラい状態で冷や汗をかきながらムリヤリ付き合うよりも、電話一本でサクッと病院に行く方がお互いにストレスがありません。
タイ旅行に必要な旅行保険と必要な金額は?
タイ旅行の際に最低限確保しておきたい保険は以下の4つ。
保険の種類 | 内容 | 金額 |
---|---|---|
傷害治療費用補償 | ケガをした時の治療費を補償 | 300万円 |
疾病治療費用補償 | 病気になった時の治療費を補償 | 300万円 |
携行品損害補償 | 持ち物が盗難や破損した際に補償 | 20万 |
賠償責任補償 | 法的な責任を問われたときに補償 | 2000万 |
傷害・疾病治療費用
傷害治療(ケガ)と疾病治療(病気)は旅行中に起きやすいトラブルNO1。なので絶対に持っておかなくてはならない保険。
人によっては東南アジアの水だけで下痢や腹痛になってしまいます。 出発時の体調によっては、胃腸が強い人でも下痢が続いたりガマンできない腹痛に襲われたりするので注意が必要です。
また、バンコク市内でさえちゃんと舗装されていない道も多く、歩道もガタガタなので観光している際にもケガもしやすい環境です。
病気やケガは自分のテンションが下がるだけで無く同行者の旅行まで台無しにしてしまうので、万一の時にスムースに病院に行ったり治療できたりできる手段を持っておくだけでも安心感が違います。
心配に感じるかもしれませんが、タイの医療は実は最先端。メディカルツーリズムといって世界中からタイに医療を受けに来る患者がいるくらいです。 また、JCI認証といってアメリカのシカゴに本部がある「患者安全」「感染管理」「医療の質」などに対する審査の妥当性や有効性を評価する国際的医療評価機関の認定病院数は東南アジア1位(日本は10位)です。
携行品損害
そして、治安面を考えると万一の事を考えて携行品損害補償に入っておくのが安心です。 バッグや財布を取られたりするだけでなく、スマホやカメラを落として壊したとしても補償される保険なので、入っておくことをオススメします。
賠償責任
賠償責任補償は万一の事に備えて、になります。 故意でないにしても人のパソコンを壊してしまったり、ホテルを水浸しにしてしまっても賠償保険があれば保険で補償をしてくれます。
どうやって入るのか
そもそも旅行保険に入る方法は大きく2つ。
- 単体の旅行保険に加入する
- クレジットカードに付帯する旅行保険を使う
あまり一般的には知られていないことなのですが、どちらも同じ海外旅行傷害保険です。
空港やインターネットで売っている旅行保険は、信じられないかもしれませんがクレジットカードに付帯しているものと全く同じ保険です。
たとえば「楽天カード」にも旅行保険が付帯していますが、楽天が保険を運営しているワケではありません。 引受会社といって旅行保険を実際に担当しているのは保険会社である「三井住友海上」になります。
つまり、楽天の旅行保険でも、三井住友海上の保険でも同じモノというワケです。
保険の値段によって補償額に差があったり、適用できる保険の種類が違ったりするのですが、同じ会社が運営してるので内容は基本的に全く同じです。
わざわざ高い保険を選ぶ必要はない
何が違うのかというと、金額が違います。
- ネットや空港で入る保険は高い
- クレジットカード付帯の保険は無料
なので、ネットや空港で保険に入るメリットは全くありません。
あるとすれば、ネットや空港で保険に入るとすれば保険に入り忘れた時くらいです。
タイ旅行の場合、友人との旅行や一人旅の場合にはクレジットカード付帯の旅行保険で十分となります。
タイ旅行にピッタリな旅行保険付きオススメクレジットカードは?
まず、海外旅行に持っておくべき旅行保険付帯のクレジットカードはこちらです。
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特徴 | |
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年会費 | 付帯条件 |
無料 | 自動付帯 |
障害治療 | 疾病治療 |
200万円 | 270万円 |
携行品 | 損害賠償 |
20万円 | 2,000万円 |
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ポイント | |
|
エポスカードは年会費が無料のカードの中ではダントツの傷害/疾病治療補償なので、海外に行くなら絶対に持っておくべきカードです。
クレジットカードに付帯する旅行保険には補償金額が安いカードも、高いカードもあります。
また、持っているだけで保険が適用されるカードもあれば、旅行費の決済をクレジットカードで行わないと保険が適用されないカードもあります。
エポスカードは
- 年会費が無料で作れるクレジットカード
- イチバン必要な傷害/疾病補償がタップリ付いている
- 旅行費を決済しなくても、持っているだけで保険が適用
と、いいことづくめのオススメNo1カードです。
カードを増やせば保険も増える!?
でも、エポスカードだけではタイ旅行に確保したい補償金額に少しだけ足りません。
保険の種類 | 内容 | タイに必要な補償金額 | エポスカード |
---|---|---|---|
傷害治療費用補償 | ケガをした時の治療費を補償 | 300万円(-100) | 200万円 |
疾病治療費用補償 | 病気になった時の治療費を補償 | 300万円(-30) | 270万円 |
携行品損害補償 | 持ち物が盗難や破損した際に補償 | 20万 | 20万 |
賠償責任補償 | 法的な責任を問われたときに補償 | 2000万 | 2000万 |
旅行保険は、目標の補償金額に満たない場合に別のクレジットカードを発行することで保険金額を「合算」することができます。
つまり、旅行保険が付帯する2枚のカードを持っていれば、旅行保険を2つ「重ね掛け」するのと同じ事になります。
ですので、仮に
- エポスカード
- Booking.comカード(自動付帯、年会費無料)
の2枚を持つと、
保険の種類 | 内容 | タイに必要な補償金額 | エポスカード | Booking.comカード | 適用される保険金額 |
---|---|---|---|---|---|
傷害治療費用補償 | ケガをした時の治療費を補償 | 300万円(-100) | 200万円 | 100万円 | 300万円 |
疾病治療費用補償 | 病気になった時の治療費を補償 | 300万円(-30) | 270万円 | 100万円 | 370万円 |
携行品損害補償 | 持ち物が盗難や破損した際に補償 | 20万 | 20万 | 20万 | 40万円 |
賠償責任補償 | 法的な責任を問われたときに補償 | 2,000万 | 2,000万 | 2,500万 | 4,500万円 |
となります。
2枚のカードで保険を合算することで傷害、疾病ともに300万円以上となり、アジアエリアであれば安心なレベルの旅行保険金額を確保することができます。