ハワイ旅行に旅行保険は必要でしょうか?
気候も治安も比較的良く、英語があまりできなくても大丈夫なので家族での旅行にピッタリなのがハワイ。
治安も季候も良く、日本語も通じるので「安全で大丈夫かな?」と思っていまいがちですが、なんといってもそこはアメリカ。
日本にいるわけではないので、やっぱり旅行保険にはシッカリ入っておくことをオススメします。
というのも、特に家族での旅行で怖いのが子供のトラブルだからです。
旅行でテンションが上がっている子供はケガもしやすくなります。
また、水も食べ物も、気候も違うハワイでは体調も崩しやくなることもあるでしょう。
ハワイ(アメリカ)は世界的に見ても医療費が最も高額。
旅行前に必ず旅行保険に入っておくことをオススメします。
ハワイで旅行保険に入るイチバンの理由は子供
ハワイでの楽しいアクティビティーであるセグウェイや乗馬、カヤックやシュノーケリングなどではケガが心配になるかもしれません。
もちろん、多少のケガをする可能性はありますが、実はそれほど心配する必要はありません。
というのも、インストラクターも常駐していて訴訟大国であるアメリカは安全対策はバッチリ。
これらのアクティビティーで実際に事故に遭う確率は非常に低いといえます。
それよりも備えておくべきなのは子供に関するトラブルです。
- 子供がケガする
- 病気になる
- モノを壊す
ハワイに関していえば、怖いのは大人のトラブルよりも子供のトラブルなんです。
ハワイ(アメリカ)は世界でもトップクラスで医療費が高い国。
ちょっとした病気やケガで数十万単位の治療費がかかることも珍しくはありません。
運悪く入院や手術が必要なコトになってしまえば、数百万円単位の治療費がかかることもあります。
また、物価の安いアジア圏と違ってホテルの備品やお店の商品、外出先で子供がモノを壊してしまったりしたコトを想像するだけで寒気がしてしまいます。
旅行保険があれば安心して旅行を楽しめる
とはいっても、せっかくの旅行。
子供も目一杯遊ばせてあげて楽しい思い出を作ってあげたいもの。
せっかくのハワイで、アレはダメ、コレもダメではかわいそうですよね。
また、自分自身も子供がケガやトラブルを起こさないかビクビクして24時間、気を張っていてもリラックスして旅行を楽しむことができません。
もちろん、子供を完全に放ったらかしにするワケではありません。
ですが、万一の時でも大丈夫という気持ちで旅行を楽しむ余裕を持てるのと、神経質に24時間気を張っているのとでは大違いです。
旅行は家族全員がリラックスするのが最大の目的。
最低限の備えさえ持っておけば、安心して旅行を楽しめます。
ハワイ旅行に必要な旅行保険と必要な金額は?
ハワイ旅行の際に最低限、確保しておきたい保険と補償額は以下の4つ。
保険の種類 | 内容 | 補償金額 |
---|---|---|
傷害治療費用補償 | ケガをした時の治療費を補償 | 500万円 |
疾病治療費用補償 | 病気になった時の治療費を補償 | 500万円 |
携行品損害補償 | 持ち物が盗難や破損した際に補償 | 30万 |
賠償責任補償 | 法的な責任を問われた時に補償 | 5000万 |
ほとんどの病気やケガで実際に病院にかかる場合は、この補償金額の範囲内で収まるのが理由です。
また、万一入院や手術などが必要になるケガや病気に遭ってしまったとしても、500万円程度の補償金額があればほとんどの範囲をカバーすることができます。
旅行会社のデータやネットの情報を見ると、ケガや病気で数千万円の治療費が必要になった事例などを見つけることができるので、この金額では不安に思うかもしれません。
とはいえ、実際にそういったケガや病気に遭う人のデータをもう少し詳しく見ていくと、
- シニア層(65歳以上)
- 救援費用(家族を日本から呼び寄せる費用)
を含む金額だという事が読み取れます。
つまり、相当ひどい病気やケガに遭わない限りは500万円程度の補償金額があればほとんどのケースをカバーできるということです。
傷害/疾病治療費用補償
傷害治療(ケガ)と疾病治療(病気)は旅行中に起きやすいトラブルNO1。
子供のケガや病気はいくら注意していても防げるモノではありません。
特に、アメリカの病院の治療費はびっくりするくらい高額になるので、旅行保険は必ず家族全員分入っておく必要があります。
旅先でテンションが上がれば無意識のうちにムリをしてしまうので、体調を崩しやすくなるのは大人も子供も同じです。
また、移動したり遊んだりする機会も増えるので子供がケガをする可能性はどうしても高くなってしまいます。
とはいえ、病気やケガを恐れて思いっきり遊べないのも本末転倒ですよね。
せっかくのハワイです、「何かあっても大丈夫!」くらいの気持ちで楽しむのがストレス無くリラックスできて良いと思います。
携行品損害補償
治安面では比較的安全なハワイですが、沖縄や北海道の旅行とは違います。
窃盗や置き引きなど、旅行者が巻き込まれる犯罪は頻繁に起こっています。
また、観光スポットも多いハワイではカメラやスマホを持ち歩くことも多くなります。
盗難だけでなく、破損にも補償が効く携行品損害補償があれば安心です。
賠償責任補償
賠償責任補償は万一の事に備えての保険です。
故意でないにしても子供がお土産屋さんの商品を壊してしまったり、ホテルを水浸しにしてしまっても賠償責任保険があれば保険で補償をしてくれます。
旅行保険の入り方
そもそも旅行保険に入る方法は大きく分けて2つあります。
- 単体の旅行保険に加入する
- クレジットカードに付帯する旅行保険を使う
家族で旅行保険に入る場合、ハワイに4日間の旅行だと一人あたり約4-5,000円の保険料が必要になってしまいます。
単体の旅行保険費用は高額
- プラン:N27
- 旅行先:ハワイ
- 疾病・障害:2,000万円
- 携行品損害補償:30万円
- 賠償責任補償:1億円
3人 | 4人 | 5人 |
---|---|---|
13,420円 | 17,330円 | 21,240円 |
クレジットカード付帯の旅行保険はかなりお得
それに対して、クレジットカードに付帯する旅行保険に必要なのは年会費のみ。
また、海外に行くたびに旅行保険は適用されるのでカードさえ持っていれば何回でも利用可能。
そのうえ、クレジットカードの特典が利用できるのでクレジットカードの方が圧倒的にお得になります。
同じ旅行保険なのに、費用が格段に違う、、、
あまり一般的には知られていないことなのですが、
- 空港やネットで加入する旅行傷害保険
- クレジットカードに付帯している旅行保険
の2つは、どちらも同じ海外旅行傷害保険です。
空港やインターネットで売っている旅行保険は、信じられないかもしれませんがクレジットカードに付帯しているものと全く同じ保険です。
たとえば「楽天カード」にも旅行保険が付帯していますが、楽天が保険を運営しているワケではありません。
引受会社といって旅行保険を実際に担当しているのは保険会社である「三井住友海上」になります。
つまり、楽天の旅行保険でも、三井住友海上の保険でも同じモノというワケです。
保険の値段によって補償額に差があったり、適用できる保険の種類が違ったりするのですが、同じ会社が運営してるので内容は基本的に全く同じです。
では何が違うのかというと、金額が違います。
- ネットや空港で入る保険は高い
- クレジットカード付帯の保険は無料(※付帯サービス)
なので、ネットや空港で保険に入るメリットは全くありません。
あるとすれば、ネットや空港で保険に入るとすれば保険に入り忘れた時くらいです。
ハワイ旅行の場合には、クレジットカードで旅行保険をカバーするのがキホンとなります。
ハワイ旅行にピッタリな旅行保険付きオススメクレジットカードは?
家族での旅行を前提とする場合、2枚以上のクレジットカードを持つことで必要な補償額を賄います。
順番に話していきますが、旅行保険は複数のカードを持つことで補償額をアップする(重ね掛け)ことができます。
複数のカードで海外旅行保険を補償額をアップ(上乗せ)する方法
ですので、2枚以上の海外旅行保険クレジットカードを持っておけば高額な旅行保険に加入しているのとほぼ同等の保険を手に入れられます。
空港やネットで加入する単体の旅行保険とクレジットカードの付帯旅行保険を、単純に数字で比べると単体の旅行保険が優れているように感じるかもしれません。
たくさんの補償項目があるので保険内容が充実しているように感じるかも知れませんが、旅行時にトラブった時に本当に必要になるのは
- 疾病治療補償
- 傷害治療補償
- 携行品補償
- 賠償損害補償
の4つ。
虫歯の治療中でどうしても「歯科治療の特約が必要」。
神経質な気質なので「疾病や障害補償の上限を無制限にしたい」。
といった特殊な事情がある場合にのみ、単体の旅行保険を「カスタマイズ」して加入するようにしてください。
ただし、こういった特約をカスタマイズをすることで旅行保険料は跳ね上がってしまうので、見積もりをシッカリと確認するようにしましょう。
家族での海外旅行で持っておくべき旅行保険付きクレジットカードはコレ!
家族旅行の場合にまず持っておくべき旅行保険付きクレジットカードは、セゾンゴールド・アメックスカード。
なぜなら、今現在発行されているカードの中で最も家族特約付きの旅行保険の条件が良いのが理由です。
旅行保険に最も重要である、「疾病治療」「障害治療」「携行品損害」「賠償責任」の4項目は会員本人と同じ金額が家族にも補償されます。
また、飛行機の遅延やロストバゲッジ(スーツケースの紛失)の補償も付いているのでさらに安心感がアップ。
セゾンゴールド・アメックスカードですので、よっぽどのことがない限りは安心です。
初年度年会費無料キャンペーン中! セゾンゴールド・アメックス | |
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特徴 | |
自動付帯の家族特約付きのクレジットカードとしてベストな1枚。家族の範囲も(配偶者・子供・親)と広く、使い勝手が良い。 コレ1枚持っておくだけで安心して海外旅行に行ける。 | |
年会費 | 付帯条件 |
10,000円 | 自動付帯 |
障害治療(家族) | 疾病治療(家族) |
300万円(300万円) | 300万円(300万円) |
携行品(家族) | 損害賠償(家族) |
30万円(300万円) | 3,000万円(3,000万円) |
飛行機遅延/欠航 | 手荷物遅延/紛失 |
3万円 | 10万円 |
公式サイトで詳細を確認する | |
ポイント | |
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とはいえ、渡航先は医療費が高額のアメリカであるハワイ。
安全圏と言われている「傷害」「疾病」の500万円にもう少しだけ足りません。
保険の種類 | 内容 | ハワイに必要な補償金額 | セゾンゴールド・アメックス |
---|---|---|---|
傷害治療費用補償 | ケガをした時の治療費を補償 | 500万円(-200) | 300万円 |
疾病治療費用補償 | 病気になった時の治療費を補償 | 500万円(-200) | 300万円 |
携行品損害補償 | 持ち物が盗難や破損した際に補償 | 30万 | 30万 |
賠償責任補償 | 法的な責任を問われたときに補償 | 5000万(-2000) | 3000万 |
とはいえ、空港やネットでの旅行保険は高額の費用がかかってしまいます。
そこで、クレジットカードの付帯保険を「重ね掛け」することで保険金額を上積みします。
旅行保険は複数のクレジットカードで「重ね掛け」ができる
正確にいえば、死亡・後遺障害以外の保険に関しては複数のカードの補償額を「合算」することができます。
セゾンゴールド・アメックスの傷害・疾病補償金額は300万円なので、200万円分を別のカードに付帯する旅行保険で補えばOK。
2枚のカードを合算して500万円以上の傷害・疾病治療費用の補償が得られます。
ミライノカード・ゴールドで旅行保険の重ね掛け
セゾンゴールド・アメックスカードと組み合わせるカードは、ミライノカード・ゴールド。
SBIが発行するJCBブランドのクレジットカードです。
3,000ポイントがもらえるキャンペーン中!ミライノ カード GOLD | |
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特徴 | |
海外旅行保険の保険金額をグンとアップできる高コスパカード | |
年会費 | 付帯条件 |
無料 | 自動付帯 |
障害治療 | 疾病治療 |
500万円 | 500万円 |
携行品 | 損害賠償 |
50万円 | 5,000万円 |
公式サイトで詳細を確認する | |
ポイント | |
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3,000円の年会費がかかりますが、プラチナカードクラスの補償金額が得られます。
旅行保険以外にこれといってメリットのないクレジットカードですが、旅行保険専用カードとして持っておくだけで十分過ぎる補償金額です。
セゾンゴールド・アメックスカードとミライノカード・ゴールドを組み合わせた補償金額
保険の種類 | 内容 | ハワイに必要な補償金額 | セゾンゴールド・アメックス | ミライノカード・ゴールド | 適用される保険金額 |
---|---|---|---|---|---|
傷害治療費用補償 | ケガをした時の治療費を補償 | 500万円 | 300万円(300万円) | 500万円(250万円) | 800万円(550万円) |
疾病治療費用補償 | 病気になった時の治療費を補償 | 500万円 | 300万円(300万円) | 500万円(250万円) | 800万円(550万円) |
携行品損害補償 | 持ち物が盗難や破損した際に補償 | 30万 | 30万(30万円) | 50万(25万円) | 80万円(55万円) |
賠償責任補償 | 法的な責任を問われたときに補償 | 5,000万 | 3,000万(3,000万円) | 5,000万(2,500万円) | 8,000万円(550万円) |
(※カッコ内が家族の補償額)
セゾンゴールド・アメックスカードとミライノカード・ゴールドの2枚のカードを組み合わせる事で、十分に安心できるレベルの旅行保険金額を確保することができます。
他のカードの組み合わせではダメなのか?
セゾンゴールド・アメックスカードとミライノカード・ゴールド以外にも旅行保険が付帯するカードはたくさんあります。
実際に、あなたが既に持っているクレジットカードにも旅行保険が付帯しているかもしれません。
クレジットカード付帯の旅行保険は使いこなせば強力な武器になるのですが、条件がとても複雑なので慎重に選ぶ必要があります。
でないと、何かあったときに保険が適用される条件にならなかったり、保険が適用される家族が適用されなかったりといった信じられないようなことが起こってしまいます。
たとえば、付帯条件が「利用付帯」というカードの場合、クレジットカードで交通費や旅行に関する費用を決済していないと保険が適用されません。
また、「家族特約」が付帯しているカードでも配偶者が含まれないカードがあったりします。
もっとも危険なのは、こういった事を知らないまま「旅行保険が適用されていると思って」旅行に出かけてしまうことです。
セゾンゴールド・アメックスカードとミライノカード・ゴールドの組み合わせであれば、
- カードをもっているだけで(自動付帯)
- 最も良い家族付帯(配偶者・子供・同居の親・別居の子供)
- 高額補償額
を備えているので、最もラクに効率よく家族の旅行保険を手に入れることができます。
クレジットカード付帯の旅行保険の方が得
仮に、2枚のカードをずっと持ち続けるとすると年間14,040円(税込み)の費用がかかります。
費用としては単体の旅行保険もクレジットカードの付帯保険も同じように感じるかも知れませんが、クレジットカードのメリットの方が大きくなります。
というのも、いずれにしても海外旅行保険には入らなくてはならないもの。
それならば、クレジットカードに付帯しているサービスを利用する方がお得です。
- 旅行に行くたびに旅行保険が自動的に付いてくる
- 空港からの手荷物配送無料サービスが付いている
- ゴールドカードラウンジが利用できる
- 旅行に行くたびに旅行保険に加入する手間が要らない
あまりにも直前だとカードの発行が間に合わないことがあるので、旅行の1ヶ月程度前にはカードを発行しておくことをオススメします。