アメックスの審査は甘いと言われています。
とはいえ実際には審査基準が公開されているわけではないのでブラックボックス状態。
過去に事故歴も遅延もないにもかかわず落ちてしまう人もいれば、すんなり通ってしまう人もいます。
その理由は、アメックスと国内のカード会社との審査基準の違い。
アメックスが入会者に対して重視するポイントと、審査に通過するためのポイントを分かりやすく解説します。
アメックスは審査に不安な人にも甘い
アメックスを作ろうと思うとまず気になるのが審査に落ちないかどうか。
審査落ちが不安ですし、できるかぎり落ちたくはありませんよね。
特に、過去「遅延」「滞納」「未払い」といった経験があると、さらに不安は倍増してしまうと思います。
過去の金融事故情報はCICなどのクレジット履歴(通称:クレヒス)に記録されてしまうためクレジットカードやローンが通らない/通りづらくなり、不安もさらに倍増します。
アメックスは日本のカード会社と審査基準が違う!?
クレジットカードを発行するそれぞれの会社は、カードの発行に対して独自の審査基準を持っています。
主に審査基準となるのは以下の2つ。
- 支払い履歴(CICなどの過去の利用履歴)
- 属性(現在の年収や勤続年数)
ざっくり言ってしまえば、国内のカード発行会社が「クレジット履歴」(過去の支払い履歴)を重視するのに対して、アメックスは「属性」(現在の支払い能力)を重視します。
たとえば、
- 過去に遅延や滞納は一切無いが、勤続年数3ヶ月で年収が280万円の25歳
- 過去にすこしやらかしているが、勤続年数が高く年収が400万の43歳
であれば、
国内のクレジットカード会社は前者を高く評価して、アメックスは後者を高く評価する傾向があります。
ただ、アメックスも日本の会社も審査基準を明確に公開しているわけではないのですが、過去の審査実績からこのような傾向が読み取れます。
クレジット履歴が「グレー」でも審査に通りやすい
アメックスは「過去」よりも「現在」を重視するため、属性によっては審査に通りやすいカードとも言えます。
つまり言い換えれば、過去に意図しないトラブルで遅延や延滞といった金融事故になってしまったとしても、今ちゃんと頑張っていればアメックスは大目にみてくれる場合があるということです。
履歴がブラック=審査で瞬殺
事故歴がある場合国内の多くのクレジットカード会社では審査で「瞬殺」されます。
クレジットカードの審査は、
- 機械的にCICなどのデータベースで事故歴を照会
- 微妙な判断が必要な場合に、人的に審査
というステップを踏んで、合格か審査落ちを決めます。
カード会社によって基準は異なりますが、事故歴があるとステップ1の時点で否決される、いわゆる「瞬殺」が起こります。
申し込み完了後にあっという間にメールが返ってきて、「もうしわけありません。」「今回は、、、。」のようなケースが「瞬殺」のパターンです。
どうすれば通りやすい?アメックスの審査を通りやすくする9つのチェックリスト
アメックスの審査に通過しやすい高評価項目と、通りやすくするためのポイントは9個。
- 年収
- 勤続年数
- 年齢
- 埋める
- 金融資産を作っておく
- クレヒス
- 下のランクカードから
- 使わないカードを解約
- 誤字脱字
年収
基準となるのはまず、300万円程度。
年収は高ければ高い方が良いですが、300万円以下でも合格する事はあります。
アメックスが求めるのは「現在の支払い能力」。
なので、現在の年収が審査において大きなアドバンテージになります。
勤続年数
勤続年数は3年程度は欲しいところです。
勤続年数は個人の支払い能力に加えて、会社の倒産リスクも関係します。
創業1年と創業100年の会社では「倒産リスク」が違うので、安定した支払い能力として評価される傾向があります。
年齢
20代前半でも合格しますが、年齢にも審査のアドバンテージがあります。
不安定な20代よりもある程度生活が安定した40代の方が一般的に「支払い能力が安定している」と考えられるのが理由です。
埋められる項目を全部埋める
申し込みの際は、全ての情報を入力するようにします。
入力項目には必須と必須はないものもありますが、必須ではない項目もちゃんと埋めるようにします。
ちょっとした情報不足で合格が非合格になってしまうのは勿体ないですし、小さな情報不足で不合格が合格になる可能性もあります。

金融資産を作っておく
収入情報の入力項目の中には、年収とは別に「預貯金・有価証券等」の項目があります。
申込時に入力できるように、あらかじめ貯金や金融資産を作っておきましょう。

一時的に銀行にお金を入れたり、積立NISAなどをはじめても良いでしょう。
クレジット履歴(クレヒス)を作っておく
既に別のクレジットカードを持っている場合は、
- 毎月利用する
- 期日にちゃんと支払う
を繰り返す事でクレジット履歴は記録されます。
大きな買い物をする必要はなく、毎月コンビニでジュースを1本買うだけでも問題ありません。
というのも、履歴には利用金額は記載されず、「支払い実績」のみが残るからです。

難易度が低いカードから作る
たとえゴールドカードが欲しくても、審査に自信がない場合は下のランクのカードから申し込みをします。
アメックスの審査なら、アメックスでの支払い履歴を積み重ねるのが一番効果的だからです。
万一、審査に落ちてしまうと6ヶ月程度はどのカードも受かりません。(※クレヒスに審査落ち履歴がのこってしまうため)
一方、まずアメックスのカードを持って利用履歴を積み重ねれば、審査は格段に通りやすくなります。
プロパーカード(グリーン・ゴールド・プラチナ)は相対的に審査が厳しくなるので、提携カードでお得なキャンペーンを行っているカードが狙い目です。
使わないカードを解約
クレジット履歴には、所有カード全ての情報が記載されています。

アメックスとしては、カードを使ってくれるのが一番の望み。
<span class=”b red”>カードを使ってくれない人に、キャンペーンでポイントをバラ撒きたいわけではありません。</span>
また、クレジット履歴を見ればカードを使用していない事も分かってしまいます。

なので、「この人はカードを作っても使わないんだな」と思われないように、不必要なカードは解約しておきましょう。
誤字脱字
情報に間違いがあったり、誤字や脱字がある「いいかげんな人」の印象を与えかねません。
申し込み画面の最後に確認画面が出るので、一言一句間違いが無いようにちゃんと確認をしてから送信ボタンを押しましょう。
審査に通りやすいアメックスカードと、合格基準の属性情報
知人や独自の調査を元に、カードごとの審査合格基準をまとめています。
実際にはアメックスに申し込みをしてみないと合否は分かりませんが、希望のカードの基準として参考にしてもらえればと思います。
ANAアメックス
ANAとの提携カードで、積極的にキャンペーンを行っていることから、今現在審査に通りやすいカードです。
達成ハードルは上がりますが巨大なキャンペーンマイルがもらえるのが大きなポイント。
有効期限が無期限でANAマイルを貯めたい人がメインで使っているカードです。
また、金融事故を起こした人がブラック明けにまず作るのをオススメするカードでもあります。
審査に通りやすい属性情報の基準
年収:300万円以上
勤続年数:1-3年以上
年齢:ナシ
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
SPGアメックス
SPGとの提携カードで、比較的審査に通りやすいカードです。
キャンペーンポイントの達成基準が容易で、カードベネフィットも充実。
航空会社44社にマイルを移行でき、このカードをメインにマイルを貯めている人も多い人気カードです。
審査に通りやすい属性情報の基準
年収:300万円以上
勤続年数:1-3年以上
年齢:ナシ
SPGアメックスカード
ゴールド審査の難易度
アメックスの審査は、
- 提携カード→プロパーカード
- 一般カード→ゴールドカード→プラチナカード
と、難易度が上がります。

(※旅カード独自調べ)
アメックスが独自の審査基準を持っている以上、時期によって審査が甘くなったり厳しくなったりするのは仕方がありません。
審査が甘くなるカード
アメックスが会員を増やしたいカードは、
- キャンペーンを行い
- 審査を甘くする
という傾向があります。
アメックスとしても入会して欲しいので、条件を良くして「集客」をするんです。
もし、審査に不安がある場合は、アメックスが力を入れているカードを狙い撃ちしましょう。
そうすることで審査に通る確率がグッと上がります。
あくまで個人的な感覚値ですが、提携のゴールドとアメックスグリーンが同程度の難易度だと思っています。
審査にかかる期間
アメックスの審査は激早で、最短で60秒で終わります。
ビックリしますが、ホントに、60秒で終わります。 笑

申し込み直後に審査が合格であれば、発送の手続きとなり3日ほどでカードが届きます。
申し込み段階で別途審査が必要な場合は、審査後7-10日ほどでメールに合否連絡が届きます。