国内線の飛行機に乗るときって、いつまでに空港に行けばならないんでしょうか?
国内線の空港到着時間は1時間前
結論から言えば、国内線の旅行では出発時刻の1時間前に空港に到着すればOKです。
お盆やGW、年末年始といった大型連休の時期は空港も混雑するので1.5時間前くらいまでに到着しておくのが安心です。
各社の締め切り時間は?
ANA、JAL、スターフライヤー、エアドゥ、ソラシドエア・スカイマーク
30分前までに空港到着、20分前までに保安検査場を通過
LCC – ピーチ、ジェットスター
1時間前までに空港到着、25分前までに保安検査場を通過
航空会社ごとの締め切り時間表
各社の締め切り時間の一覧表です。
チェックイン・手荷物 | 保安検査場 | 搭乗ゲート | |
---|---|---|---|
ANA | – | 20分前 | 10分前 |
JAL | – | 20分前 | 10分前 |
スターフライヤー | – | 20分前 | 10分前 |
エアドゥ | – | 20分前 | 10分前 |
ソラシドエア | – | 20分前 | 10分前 |
スカイマーク | – | 20分前 | 15分前 |
ピーチ | 60分前 | 25分前 | 20分前 |
ジェットスター | 30分前 | – | 25分前 |
ANA、JALなどはチェックインと手荷物預けが自動になっているので、明確な締め切り時間はありません。
20分前に保安検査場を通過できるように手続きを行えばOKです。
機械での自動チェックイン、自動手荷物預け機は10分もあれば手続きができるので、空港にはギリギリ30分前に到着すれば間に合います。
注意が必要なのはピーチとジェットスター。
他の航空会社と若干異なるので、1時間前には空港に到着しておくのが安心です。
国内線の搭乗から出発までの流れ
国内線の飛行機に乗る場合は、自宅から出発までこのような流れになります。
- 自宅を出発
- 空港に到着
- 預ける手荷物があればチェックイン・荷物預け
- 出発20分前までに保安検査場でチェック
- 出発10分前までに搭乗口前に行く
- 飛行機が出発
なので、出発時間から逆算すれば「何時に空港に到着すれば良いか」「何時に家を出れば良いか」が分かります。
何時に自宅を出れば間に合う?
たとえば、14:35分発の国内線を利用する場合を考えてみましょう。
- 14:35 – 出発
- 14:25 – 搭乗口前に行く
- 14:15 – 保安検査場でチェック
- 14:00 – 空港に着けば間に合う
- 13:00 – 空港まで1時間なので、13:00に家を出る
といった感じになります。
この上で、通勤時間帯に重なるのであれば少し早めに出発します。
また、お盆や連休といった繁忙期には空港の混雑を考えて時間に少し余裕を持って行動するのが安全です。
空港に到着したらまずはチェックイン(搭乗手続き)
電車やバスで空港に到着したら、まずやることはチェックイン。
最近はチェックインもカウンターではなく、端末でセルフチェックインが一般的。
予約のバーコードが必要になるので、
- eチケットのお客さま控え
- 航空会社アプリのデジタルカード
- eチケットを印刷したもの
などを忘れずに用意しておきましょう。
預け荷物がある場合も、自動手荷物預け機から預けられます。
手続きがよく分からない場合は、スタッフのお姉さんに聞けば丁寧に教えてくれます。
預け荷物が無ければ直接保安検査場へ
ANAの「Skip」やJALの「タッチ&ゴー」ならチェックインナシで直接保安検査場に向かえるので便利。
ウェブチェックインをしておくだけで使う事ができます。
繁忙期は特に混雑するので、こういったサービスを使えるようにしておくと便利です。
保安検査場で機内持ち込み荷物とボディチェック
保安検査場では機内持ち込みの荷物とボディチェックを行います。
- 上着を脱ぐ
- ポケットのものを全て取り出す
- トレーに入れる
で、順番を待ちましょう。
ほとんどの航空会社では20分前までに保安検査場の通過を締め切り時間としているので、遅れないように注意しましょう。
保安検査場は時間に余裕を持って行く
繁忙期だけでなく、平常時でも保安検査場は混雑するポイント。
通過するのに10-15分待ちといったこともよくあるので、時間に余裕を持って行くのが安心です。
締め切り時間ギリギリになってしまった場合は、近くの職員に声をかけて飛行機の出発時刻を伝えましょう。
混雑時は優先的に通してくれます。
飛行機の搭乗口で待機
保安検査場を通過したら、あとは10分前までに搭乗口に行けばOKです。
それまでは、お店を回ったり、ベンチでゆっくりしたり、ラウンジで搭乗国を待ちます。
搭乗する飛行機のゲート番号は、保安検査場通過時に受け取った黄色の紙に記載されています。
また、掲示板で飛行機の出発時刻と便名を見れば、搭乗ゲートが分かるようになっています。
空港に間に合わない場合はどうすれば良いか?
あまり経験したくないことではありますが、飛行機に遅刻してしまうことも考えられます。
寝坊や時間の勘違いだけでなく、交通機関の遅れや事故といった不可抗力による事も考えられます。
飛行機は振り替えも返金もナシ
まず結論から言えば、予約した飛行機に間に合わない場合は寝坊だろうが電車の遅れだろうが、一切補償はありません。
出発時刻に居なかったら、それで終わり。
飛行機代はすべてムダになってしまいます。
まずやることは、航空会社に電話
飛行機に間に合わないような事態が生じてしまった場合は、「まず航空会社に電話」です。
間に合わないと分かった時点で、即電話します。
出発時間前であれば、飛行機をキャンセルすることで少しでも返金を受けられる可能性があるからです。
基本的に航空券は、変更キャンセルが可能なチケット以外は振り替えも返金もできません。
普通の旅行やツアーであれば、金額が格段に安い事もあって、ほぼ間違いなく変更不可のチケットを購入しています。
変更不可のチケットは、振り替えや変更はできませんがキャンセルすることはできます。
出発時刻を過ぎてしまうとキャンセルすることさえできなくなりますが、出発時刻前であれば、キャンセル処理が可能です。
そして、キャンセルをすることで少しでも航空券代金を回収できるというワケです。
たとえばANAであれば、直前のキャンセルだったとしても、代金の40%は戻ります。
SUPER VALUE、SUPER VALUE EARLYといった格安運賃の航空券も対象です。
たとえば、1万円の航空券をキャンセルすれば、約4,000円が戻ってきます。
キャンセル手数料としては痛いですが、出発時刻が過ぎてゼロになるよりはマシです。
国内線は1時間前までに空港に到着するように!
個人的には、ANAを利用する事が多く、寝坊をしてしまった事もありますし、1時間勘違いして空港に到着したこともあります。
また、便変更に気付かないまま空港のチェックインカウンターに行った事もあります。
飛行機の時間に間に合わないとかなり焦るので、国内線の飛行機は出発時刻の1時間前までには空港に到着するようにしています。
お盆や大型連休といった繁忙期は、1.5時間前の到着で行動しています。
ギリギリの時間であれば30分前に到着すればまず問題はないのですが、電車やバスが遅れたり、予期せぬトラブルが起こったりすることもあります。
忘れ物に気付いてお店やコンビニを探し回ることもあるので、ギリギリにならないようにする方が安心ですからね。
ANAやJALといったフルサービスキャリアは1時間前までに空港へ。
LCCを利用する場合は、1.5時間前までに空港に行くのがおすすめです。