子供を連れて海外に行くとなると、特に考えなければならないのが子供のための海外旅行保険。
水や衛生環境、気候が日本とは全く違う海外では、特に子供は体調を崩しやすくなりますよね。
でも、家族全員分の海外旅行保険に加入するとなると結構な出費。
ですので、できる限りコストを抑えられるように一番賢い選択を考えてみました。
子供の海外旅行保険をで一番手軽なのは保険会社のファミリー保険
結論から言えば、最も手軽なのは保険会社のファミリー保険。
ファミリー保険とは保険会社の海外旅行保険で、家族のためのセット保険。
そもそも、海外旅行保険には子供料金がありません。
大人も子供も同じ料金なんです。
そのため、家族の人数分を保険加入するよりも、家族でまとめて入れるファミリー保険を使う方が割安になります。
有名どころだと、
- 三井住友海上のネットde保険@とらべる
- 損保ジャパン日本興亜の新・海外旅行保険OFF
- AIG損保の海外旅行保険
- 東京海上日動の海外旅行保険
あたりが、空港でよく目にする有名どころの損害保険会社になります。
調べてみたところ、損保ジャパン日本興亜の「新・海外旅行保険OFF」が割安で補償内容もGOOD。
空港や店頭だと海外旅行保険の加入料金は、ハワイで4日程度だとザックリ一人4–5,000円くらいかかります。
4人家族だと、15,000円-16,000円の費用がかかります。
ハワイ旅行5日間一人
オススメはネットからの事前申し込み。
当日空港で加入するよりも安く家族全員分が海外旅行保険に加入することができます。
ハワイ旅行5日間ファミリー(4人)
注意すべきポイントは傷害・疾病保険の金額
海外旅行で最も多いトラブルは「ケガ」と「病気」。
傷害損害保険がケガの保険、疾病損害保険が病気の保険です。
海外の病院にかかることになった場合、日本での健康保険が効かないので医療費がものすごく高額になります。
そのリスクを避けるのが、海外旅行保険に加入する一番の理由です。
どうしても不安であれば傷害・疾病の補償金額を「無制限」に。
その場合は保険金額は高額になります。
最低限の補償金額で良いと言うことであればアジア圏への旅行なら500万円程度、アメリカやヨーロッパの旅行であれば1000万円程度の傷害・疾病補償金額が目安です。
子供の海外旅行保険にクレジットカードの海外旅行保険は使えないの?
子供や配偶者、親にもクレジットカードの海外旅行保険は使えます。
ただし、全てのクレジットカード付帯海外旅行保険が使えるわけではないので注意が必要です。
子供の海外旅行保険にクレジットカードが使えるかどうかを確認する2つのポイント
使える保険かどうかを確認するには、2つのポイントがあります。
- 家族特約が付いているか
- 傷害・疾病損害保険の補償金額が十分か
家族特約とは
契約者本人のカード1枚で、本人に加えて家族の分まで海外旅行保険が付く特約です。
年会費の高いプラチナクラスのカードに付いている事が多いのですが、必ずしも付いているわけではありません。
また、年会費が数千円程度のカードにも付いてる事もあります。
傷害・疾病補償金額が十分か
家族特約が付帯するクレジットカードの多くは、本人の補償金額が多く、家族の補償金額が相対的に少なくなっていることが多いです。
クレジットカードでは、アジア圏であれば最低でも300万円以上、アメリカ・ヨーロッパ圏であれば最低でも500万円以上の傷害・疾病補償金額を確保しておくことをオススメします。
子供の海外旅行保険が付帯する海外旅行保険クレジットカード
家族特約が付帯するクレジットカードの中でも最もコスパが高い3枚のクレジットカードを紹介します。
[spec_ saison_gold_amex]
セゾンゴールド・アメックスはセゾングループが発行するアメックスブランドのクレジットカード。
セゾンゴールド・アメックス1枚だけで、家族全員分の傷害・疾病損害保険が300万円になります。
ですので、アジア圏に子供を連れて旅行に行くために最低限確保したい海外旅行保険の傷害・疾病補償金額の300万円をこのカード1枚だけでクリアできます。
年会費が1万円かかりますが、年に1回以上海外に行く人は十分元が取れるカードです。
3,000ポイントがもらえるキャンペーン中!ミライノ カード GOLD | |
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特徴 | |
海外旅行保険の保険金額をグンとアップできる高コスパカード | |
年会費 | 付帯条件 |
無料 | 自動付帯 |
障害治療 | 疾病治療 |
500万円 | 500万円 |
携行品 | 損害賠償 |
50万円 | 5,000万円 |
公式サイトで詳細を確認する | |
ポイント | |
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ミライノカードGOLDは住信SBIネット銀行が発行するクレジットカード。
本人の補償金額が高いのに加えて、家族の傷害・疾病補償が各250万円、携行品保険やや損害賠償責任保険も付帯します。
年会費が3,000円と格安で本人の補償金額が高いので、年に何度か海外に行き、たまに家族でも海外旅行に行く、という人に向いています。
セゾンゴールド・アメックスとミライノカードGOLDを2枚もつことで、家族全員分の傷害・疾病損害保険が500万円を超えます。
そのため、アメリカ・ヨーロッパ圏に子供を連れての家族旅行などでも最低限の傷害・疾病補償金額である500万円を保険会社の海外旅行保険を使う事無く、確保することができます。
初年度年会費無料キャンペーン中! セディナゴールドカード | |
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特徴 | |
海外旅行保険だけでなく、最も良いレート(両替率)で現地通貨に両替ができるカード。 | |
年会費 | 付帯条件 |
6,000円 | 自動付帯 |
障害治療(家族) | 疾病治療(家族) |
300万円(200万円) | 300万円(200万円) |
携行品(家族) | 損害賠償(家族) |
50万円(50万円) | 5,000万円(2,000万円) |
公式サイトで詳細を確認する | |
ポイント | |
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※本サイトの表記内容は2019年11月現在の内容になります。 正しい詳細に関しては株式会社セディナの公式ページをご確認ください |
SMBCグループの一つである株式会社セディナが発行するクレジットカード。
ミライノカードGOLDと比べて年会費が6,000円と少し高くなりますが家族特約はシッカリと付いています。
個人的にはミライノカードGOLDではなく、セディナゴールドカードを使っています。
最も大きな理由は、セディナの海外キャッシングがものすごく得だから。
数千円程度の年会費くらいはあっという間に元が取れしまうくらい、セディナの海外キャッシングは両替に有利。
2–3万円も両替すれば年会費分の差額は元が取れしまうくらいの違いがありますのでかなりオススメ。
子供を連れての家族旅行が年に1回以上あるならクレジットカードの海外旅行保険
子供の海外旅行保険をカバーできる、家族特約が付く海外旅行保険付帯クレジットカードは年会費がかかります。
仮に、セゾンゴールドアメックスを持つだけでも年会費は1万円。
ミライノカードゴールドやセディナゴールドと組み合わせるなら13,000–16,000円の年会費がかかります。
数年に一度しか子供を連れて海外旅行に行かず、少しでも費用を安くしたいという人には、保険会社の海外旅行保険で問題は無いと思います。
年に1−2回以上家族で海外旅行に行く、もしくは手続きや面倒な事はせずにクレジットカードをもっているだけで済ませたいという人にはクレジットカードの海外旅行保険が向いています。
僕自身はクレジットカードで家族の海外旅行保険をカバーしていますが、理由は単純にラクだからです。
上で挙げた3枚のカードは、面倒な手続きなしで、クレジットカードを持って行くだけで海外旅行保険が適用される自動付帯のカードなので安心です。